AW21 "Super160s Wool"

AW21 "Super160s Wool"

各コレクション毎にそのシーズンを象徴するオリジナルファブリックを製作している。今回のコレクションにおいてはこの生地がそれに当てはまるだろう。

"Super160s Wool"

生地はウール100%、Super160sのウールを糸から引いてオリジナルで織り上げたライトメルトン素材。特にホワイトカラーは染色することなく、糸そのものの色を活かしたナチュラルな仕上がり。メルトンでホワイト、殆どご覧頂く機会も無いのではないでしょうか。

ブラックもまた良い仕上がり。漆黒ではなく、フェードがかかった様な墨黒に近いイメージでしょうか。染めの入り方が場所によって異なる為、一つとして同じ物はない一点物感覚をお楽しみ頂けます。

この生地だけでも極上ではありますが、更に今回は一歩先へ。AW21のテーマである"Glue=糊"を染めで表現。

それが”刷り剥がし(すりはがし)捺染”

日本伝統の染色方法の一つであるこの染め方ですが、ご存知ない方も多いのではないでしょうか。恐らく着物の柄出しに使われることが多いのかと。

刷り剥がしはプリント台に糊で柄を描き、その柄を生地に写し取る手法。イメージ的には版画とかに近いのでしょうか。天候などの条件に左右される為、長年の経験と高い技術を持った職人のみができる希少な染色方法。

よく見ても何の柄なのか想像することもできないようなこの柄。実はアトリエを移転する際に、デザイナー本人が内装も担当し、その際、壁をペンキで塗っている時にできた跡。その後ができる様子を動画に収め、柄として再現してもらったもの。だから何柄でもない、正真正銘のオリジナル。

作られる洋服一つ一つにはストーリーがある。作り手の想いと拘り、そして物語の詰まったアイテムを是非ご覧下さい。

 

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